デリケートゾーンは常に多湿で温かいうえに、ムレやすく、雑菌が繁殖しやすい環境で、かゆみやニオイなどのトラプルが起こりやすいのです。正しくケアして心身ともに健やかな生活を送りましょう。
※2015年11月持田ヘルスケアによるインターネット調査(対象:20-40代女性14,326名)
デリケートゾーンは皮膚と粘膜の間の部分なので、角質が薄く、少しの刺激でトラプルが起こってしまうことも。また、皮脂や汗、排泄物、おりものなどの分泌物で汚れが溜まりやすい部分でもあるので正しいお手入れを心がけましょう。
腟の状態は女性ホルモンのバランスに左右され、女性ホルモンは自律神経と密接にかかわっています。自律神経は規則正しい食生活や良質な睡眠により良好な状態を維持できます。そのため、自律神経のバランスが整うと、腟の状態も良好になります。
化学繊維の下着やナプキンは通気性が悪い場合があったり、触れる繊維が肌に合わずにかゆみやかぶれが生じたりすることがあります。コットン100%など通気性のよい素材のものを選びましょう。
おりものシートや生理用ナプキン着用中はムレて菌が増えやすくなります。定期的に交換し清潔を保つように心がけましょう。
腟内は、雑菌や真菌(カビ)が繁殖しないよう、善玉菌により酸性に維持されています。そのため、デリケートゾーンは弱酸性の石鹸の泡でやさしく愛護的に洗うことが大切です。ただし、洗いすぎると善玉菌まで洗い流されてしまうため注意してください。腟内までは洗わないようにしましょう。
また、強いかゆみがある場合は腟カンジダなどの感染症の可能性もあります。
低刺激性、弱酸性などデリケートーン専用の石鹸のほか、真菌の増殖を防ぐ抗真菌(抗カビ)成分配合石鹸などがあります。
手軽に洗える泡タイプの石鹸も便利です。
カンジダ菌は真菌(カビ)の一種で、腟 だけでなく口の中や皮膚など、どこにでもいる常在菌です。健康なときは体に害はありませんが、生活習慣の乱れや過度のストレスなどで免疫力が低下すると腟内でカンジダ菌が急激に増えて、腟カンジダにかかる可能性もあります。
●生活習慣の乱れや過度のストレス、風邪などによる免疫力の低下
●抗生剤の服用
●妊娠や出産などホルモンバランスの変化
など
●腟や腟周辺の強いかゆみ、腫れ、ただれ
●ヨーグルトやカッテージチーズのような白いおりもの
●性交時の痛み
など
米国の大学生1,027名を対象にした報告*では、25歳までに54.7%の女性が腟カンジダを経験していました。女性にとって腟カンジダは珍しい病気ではありません。
*Geiger AM et al. Am J Public Health. 1995; 85(8 pt 1): 1146-1148
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