敏感肌におすすめの乳液・クリームはどれ?選び方のポイントと正しい使用方法

敏感肌におすすめの乳液・クリームはどれ?
選び方のポイントと正しい使用方法

敏感肌にとって保湿ケアはかかせないスキンケアの一つ。その中でも化粧水だけでは補えない保湿成分や油分の補給には、乳液やクリームといった保湿ケアアイテムを使用することが大切です。敏感肌の肌バリア機能をサポートし、乾燥から肌を守る乳液やクリームの選び方をご紹介します。

関連記事:敏感肌の原因とは?正しいスキンケアの方法と化粧品の選び方

1.保湿ケアにおける乳液・クリームの役割

敏感肌は、外部の刺激から肌を守るための肌のバリア機能が低下した状態となっています。したがってスキンケアで、水分や保湿成分を補給し、油分を使って水分が逃げないようにフタをして、角質層表面のうるおいを保つ必要があります。

乳液・クリームは、うるおいをあたえると同時に、配合された油分が皮脂膜の代わりとなり、角質層の水分の蒸発を防ぐという役割があります。
乳液とクリームの違いは、水分と油分のバランスです。乳液は水分量が多いため、肌なじみが良く、みずみずしい使い心地です。一方、クリームは乳液よりも油分を多く含み、乳液よりもしっとりとします。乳液かクリームで迷った際は、ご自身の肌状態や使用感のお好みに合わせて選びましょう。乾燥が気になる場所には乳液の後にクリームを重ねづけすると、より高い保湿効果を得られます。

2.敏感肌の方に知ってほしい乳液・クリームの選び方

敏感肌の方が乳液・クリームを選ぶ際の2つのポイントをご紹介します。

2-1. 肌のバリア機能をサポートする保湿成分が配合されている

下記のような保湿成分が含まれているものを選びましょう。

  • ●セラミド
  • ●アミノ酸などの天然保湿因子
  • ●スクワラン
  • ●ヒアルロン酸
  • ●コラーゲン

まず、バリア機能において大切な角質層のうるおいを保つには「細胞間脂質(セラミド)」「天然保湿因子(NMF)」「皮脂」の三大保湿因子と呼ばれる成分が重要です。

バリア機能のイメージ

「細胞間脂質」は、細胞間でうるおいを保つ役割を果たしているラメラ構造に重要な成分です。50%以上をセラミドが占めています。「天然保湿因子(NMF)」は、アミノ酸類、PCA(ピロリドンカルボン酸)、乳酸などの総称で、水溶性のうるおい成分であると同時に角質層内にうるおいを抱えこみ、蓄える役割を果たしています。「皮脂」は、スクワランなどの油性成分で、角質層からの水分蒸発を防ぐ役割をもっています。
ヒアルロン酸コラーゲンなどの保湿成分も、肌表面において水分を抱えこんでくれるので、乾燥した肌にうるおいを与えてくれます。
バリア機能が低下した敏感肌には、このような成分が配合されたものを選びましょう。

2-2. 低刺激性かつ皮膚安全性試験が実施され一定の基準をクリアしたもの

敏感肌の方は、乳液、クリームを選ぶ際には、「低刺激性」と表記があり、さらには下記のような皮膚安全性試験(パッチテストなど)が実施されているものを選ぶようにしましょう。

肌に合わない成分の有無などを考慮しながら、下記のような記載があるものを選びましょう。

●低刺激性 ●無香料 ●無着色 ●アルコールフリー
●パッチテスト済 ●アレルギーテスト済
●スティンギングテスト済 ●ノンコメドジェニックテスト済

※化粧水コラム <3.皮膚安全性試験の実施の有無> 参照

こうした試験の有無を確認するのも商品を選ぶ際の基準になりますが、気になる方は二の腕などで一度使用(またはパッチテストを実施)してみて、異常がおこらないかを確認してから顔に使用することがおすすめです。

3.おすすめの敏感肌向けの乳液・クリーム

では、敏感肌の方にぜひおすすめしたい乳液・クリームをそれぞれシリーズごとにご紹介します。

3-1. コラージュリペアミルク 【医薬部外品】

3-2. コラージュリペアクリーム 【医薬部外品】

コラージュリペアミルク 【医薬部外品】

<乳液>

  • ●内容量:100mL
  • ●価格:3,300円(税込)
コラージュリペアクリーム 【医薬部外品】

<クリーム>

  • ●内容量:40g
  • ●価格:3,960円(税込)

パッチテスト済※1・アレルギーテスト済※2・スティンギングテスト済※1・ノンコメドジェニックテスト済※3

肌の上でとろけるようにのびるなめらかな低刺激性の薬用保湿乳液と、濃密なうるおいヴェールで肌を包んでくれる薬用保湿クリームです。このシリーズでは使用感のお好みで、乳液またはクリームをお選びいただけます。
有効成分には肌あれ防止成分「トラネキサム酸」を採用し、保湿成分には「浸透型セラミド*1」「コラーゲン*2」「ヒアルロン酸*3」「植物性アミノ酸系保湿成分*4」が配合されています。また油性成分の「アミノセラミド*5」「ホホバ油」も配合され、モチモチとしてさわりたくなるようなしっとりとした肌へと導きます。

*1 ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム液 *2 サクシニルアテロコラーゲン液 *3 ヒアルロン酸ナトリウム(2) *4 トリメチルグリシン *5 N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル・2-オクチルドデシル)

※1 すべての方に皮ふ刺激がないわけではありません。 ※2 すべての方にアレルギーがないわけではありません。 ※3 すべての方にニキビができないわけではありません。

▶コラージュリペアミルクの詳しい情報はこちら
▶コラージュリペアクリーム の詳しい情報はこちら

3-3. コラージュビーケーエイジ薬用保湿乳液【医薬部外品】

3-4. コラージュビーケーエイジ薬用保湿クリーム【医薬部外品】

コラージュB.K.エイジ薬用保湿クリーム【医薬部外品】

<乳液>販売名:コラージュBK乳液

  • ●内容量:80mL
  • ●価格:3,646円(税込)
コラージュB.K.エイジ薬用保湿乳液【医薬部外品】

<クリーム>販売名:コラージュBKクリーム

  • ●内容量:30g
  • ●価格:3,646円(税込)

パッチテスト済※1・スティンギングテスト済※1・ノンコメドジェニックテスト済※2

年齢を重ねた「敏乾燥年齢肌*1」のためのシリーズ。乳液はベタつかず肌にすっとなじみ、クリームはこっくりとしたテクスチャーで、年齢によりゆるんだ肌を整えます。使用感のお好みで、乳液またはクリームをお選びいただけます。
どちらにも、肌あれ防止成分「トラネキサム酸」や、保湿成分として「3種のセラミド*2」「コラーゲン*3」「ヒアルロン酸*4」「植物性アミノ酸系保湿成分*5」が配合されています。また油性成分として「アミノセラミド*6」「スクワラン」を配合。「敏乾燥年齢肌」を優しく保湿して、ふっくらハリ・つやのある肌に。
◎乾燥による小じわを目立たなくします。(効能評価試験済み)

*1 年齢を重ねて敏感や乾燥に傾いた肌 *2 セラミド2[保湿成分]、植物セラミド:コメヌカスフィンゴ糖脂質[油性成分]、アミノセラミド:ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル・オクチルドデシル)[油性成分:セラミド様物質] *3 サクシニルアテロコラーゲン液[保湿成分] *4 ヒアルロン酸ナトリウム(2)[保湿成分] *5 トリメチルグリシン *6 N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル・2-オクチルドデシル)

※1 すべての方に皮ふ刺激がないわけではありません。 ※2すべての方にニキビができないわけではありません。

▶コラージュビーケーエイジ薬用保湿乳液の詳しい情報はこちら
▶コラージュビーケーエイジ薬用保湿クリームの詳しい情報はこちら

3-5. コラージュ乳液-ゴールドS【医薬部外品】

3-6. コラージュクリーム-ゴールドS【医薬部外品】

コラージュ乳液-ゴールドS 【医薬部外品】

<乳液>

  • ●内容量:100mL
  • ●価格:6,050円(税込)
コラージュクリーム-ゴールドS【医薬部外品】

<クリーム>

  • ●内容量:35g
  • ●価格:7,480円(税込)

パッチテスト済※1

コクのあるテクスチャーで肌をしなやかに整える、低刺激性・無香料・無色素の乳液と、高い保湿力で肌の乾燥を防ぎ、輝きのある肌に仕上げるクリームです。アミノ酸系保湿成分である「トリメチルグリシン」を配合し、水分の蒸発を防ぎながらハリのある肌へ。このシリーズでは乳液のあとにクリームを重ね付けするステップでの使用をおすすめしています。

※1 すべての方に皮ふ刺激がないわけではありません。

▶コラージュ‐乳液ゴールドSの詳しい情報はこちら
▶コラージュ‐クリームゴールドSの詳しい情報はこちら

4.敏感肌向けの乳液・クリームの使用方法

乳液やクリームは、正しい量を適切に使用することによってその効果を十分に感じることができます。ここでは敏感肌の方向けにおすすめの乳液・クリームの使用方法をご紹介します。

4-1. 適量を手にとる

乳液の適量は10円玉程度、クリームであればパール粒一粒程度を目安にしましょう。より乾燥が気になる場合は、それぞれを重ねづけしたり、乳液の後にクリームを重ねたりするのがおすすめです。

乳液・クリームの適量

使用量が少ないと肌と手の間で摩擦が起こり、肌に刺激を与える原因にもなります。また量が少なすぎると十分な保湿効果が得られないため、使用する際は上記の量を目安にするようにしましょう。

4-2. やさしくなじませ、手のひらで押し込むように

肌への摩擦は角質を傷つけるので優しくなじませることが大切です。手のひらや指を使い、乳液を押し込むようにプレスしましょう。特に、しわになりやすい目元・口元は中指を使って優しく重ねてください。

乳液・クリームの手順1

乳液、クリーム、いずれも適量を手に取ったら、両手で温めてなじませます。

乳液・クリームの手順2

顔につける時は、まず横づけ。顔の中心から外側に向かって、手を横に動かしながら全体になじませます。

乳液・クリームの手順3

次に、押し込むように、ハンドプレスをします。まぶたや目の周りも忘れずに。

5.まとめ

乳液・クリームは油分を補い、角質層の水分を守るためのおすすめです。乾燥してバリア機能が低下している敏感肌の方は、化粧水のあとは乳液またはクリームを使用することをおすすめします。
化粧水で水分を補給し、そのあとに油分が配合された乳液やクリームで肌表面を保護することにより、角質層の水分を保持するサポートができ、外部刺激からお肌を守ることができます。
毎日使い続けやすい、自分の敏感肌にあった乳液やクリームを見つけてみませんか。

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