乾燥肌でもニキビができる?ニキビの原因や押さえておきたいポイントについて

乾燥肌でもニキビができる?ニキビの原因や押さえておきたいポイントについて

ニキビというと皮脂分泌が過剰なときにできるイメージですが、じつは乾燥が原因でできる大人のニキビもあります。

そこで乾燥肌でもできてしまう大人ニキビの原因や特徴、そして日常生活でできる注意ポイントや正しいケア方法についてご紹介します。

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乾燥肌でもニキビができる?

ニキビができる原因は皮脂の過剰分泌だけではありません。

まずはニキビができるメカニズムを知り、皮脂の過剰分泌が原因でできるニキビと、乾燥肌でもできる大人ニキビの違いを知りましょう。

●ニキビができるメカニズム

ニキビは毛穴に皮脂が詰まることで出口が炎症を起こし、小さく隆起したもののことをいいます。皮脂が詰まると皮脂を栄養源にしているニキビの原因菌「アクネ菌」が過剰に増殖して炎症を起こし、発疹ができます。この発疹がニキビとなります。

乾燥肌でニキビができてしまう原因

乾燥肌でもできてしまう大人ニキビの原因は大きく分けて2つあります。

1つ目は、乾燥から肌を守るために、皮脂が過剰に分泌されてしまうことです。肌がうるおいを失うと肌内部が水分不足を察知し、うるおいを補おうとして皮脂の分泌を促します。乾燥肌の場合、この生理反応が過剰に働いてしまうことがあるため、皮脂が出過ぎて毛穴詰まりを起こし、ニキビが発生することがあるのです。

2つ目は、バリア機能の低下によるターンオーバーの乱れです。肌は通常28日間かけて生まれ変わる肌代謝「ターンオーバー」を繰り返しています。

このターンオーバーによって下から古い細胞が押し上げられ、形を変えて肌表面の角質層まで上がって自然に剥がれ落ちます。

バリア機能の低下によってターンオーバーが乱れた肌は、古い角質が排出されにくく、かつ乾燥した肌の表面の角質層が厚くなってしまうことで、毛穴が狭くなり皮脂が排出されづらくなることで、ニキビにつながるのです。

乾燥肌でもニキビなどの肌あれがおこる原因とその対策法

日常のちょっとした習慣や環境の変化がニキビなどの肌あれの原因になることもあります。毎日の生活習慣を見直すだけで、肌への悪影響を防ぐきっかけにもなるのです。そうした肌あれの原因となる生活習慣とその対策法をご紹介します。

●暖房やエアコンによる空気の乾燥

暖房やエアコンによる乾燥は、ダイレクトに肌の水分を奪ってしまいます。健康的な肌は角質層に20~30%の水分を保持できますが、乾燥肌の方は肌表面に水分を保持する力が弱く、バリア機能が低下しやすいため、肌トラブルも起きやすくなるのです。お肌の乾燥を防ぐための適度な湿度は、60~65%と通常より少し高めです。暖房などで湿度が下がりやすい季節には室内をできるだけ加湿し、適度な湿度をキープしましょう。また、こまめに水分を摂取して内側からも乾燥しないよう気を付けましょう。

●洗顔や入浴時に高温のお湯を使用している

洗顔や入浴の際に40℃を超える熱いお湯を使用すると、肌表面の皮脂がお湯に流出してしまいます。そこで入浴時の湯温は40℃以下の少しぬるいくらいの温度にし、浸かる時間は20分以内にしてください。乾燥を防ぐために薬用保湿入浴剤を使用して入浴するのもおすすめです。また、熱いシャワーを顔に直接当てないようにしましょう。温度と水圧によってバリア機能を低下させ、肌の乾燥につながります。入浴後の肌は急激に乾燥するため、タオルで水気をとったあとは、はやめに保湿するようにしましょう。

関連記事:洗顔が肌あれの原因になる?洗顔時のNG行動と正しい洗顔方法

●運動不足による血行不良

運動は、健康的な肌・身体でいるためにも欠かせません。血行不良は全身に充分な栄養が行き届かなくなるので、冷えやむくみの原因になるだけでなく、肌のターンオーバーを遅らせる原因にもなります。適度な運動は血行促進による発汗も促すので、肌自体の水分・油分バランスの調整や新陳代謝をあげる効果も期待できます。室内でヨガやストレッチをしたり、外出時はできるだけ階段を使ったりと、無理のない範囲で体を動かすようにしましょう。

●栄養バランスの偏り

毎日の栄養バランスは、内側からのケアに重要なポイントです。食生活が乱れて栄養が偏ると肌あれの原因にもなります。バランスよい食事をこころがけ、肌を作るうえで欠かせないたんぱく質や皮脂量をコントロールするビタミンB2・ビタミンB6を積極的に摂るようにしましょう。

関連記事:肌荒れの原因になる注意すべき食べ物とは?

●マスクの常用

マスクはつけているだけで刺激になり、話すときにマスクが動くため、摩擦が起きます。特に、感染対策用のマスクとして最も推奨されている不織布タイプは、化学繊維なので肌への刺激が強く、マスク内部が毛羽立って、肌との摩擦を起こし、肌表面のバリア機能を低下させ乾燥肌の原因になります。肌にとっては綿やシルクの素材が好ましいですが、不織布マスクを着用する際には、内側の肌に当たる部分にガーゼややわらかい素材のものを挟むとよいでしょう。

また、マスク内は湿度が高くなり、乾燥予防によいように思われますが、外した際に水分が蒸発することで肌の水分を奪ってしまうため逆に乾燥しやすくなっています。マスク着用による、摩擦やムレによって、肌あれがおこりやすい環境なので、外した際のスキンケア、マスク選びやつけ方などで肌あれ予防しましょう。

乾燥肌ニキビのケアによい洗顔・保湿のポイント

乾燥肌ニキビのケアによい洗顔・保湿のポイント

毎日のスキンケアは、乾燥肌や肌あれ予防に効果的です。

毎日おこなうからこそ、ひとつひとつのステップを丁寧におこない、乾燥肌がうるおった肌になるようにケアしましょう。

ここでは、洗顔と保湿のスキンケア時のポイントについてご紹介します。

関連記事:洗顔が肌あれの原因になる?洗顔時のNG行動と正しい洗顔方法

●やさしくこすらずに洗顔する

洗顔時にゴシゴシこすると、肌に刺激を与えて、肌表面を傷つけたり、肌の皮脂を必要以上に奪ったりしてしまいます。洗顔料はしっかりと泡立て、手が直接顔に触れないようにたっぷりの泡で洗うようにしましょう。泡立てネットなどを活用すると短時間でモコモコの泡ができるので便利です。

●ぬるま湯ですすぐ

顔全体を洗いおえたら、しっかりとぬるま湯ですすぎましょう。すすぎは40℃以下のぬるめの温度にし、洗っているときよりも時間をかけて丁寧に行います。生え際やフェイスラインはすすぎ残しやすい部分なので、鏡を見ながらチェックしましょう。すすぎ残しがあると、洗浄成分が肌に残り、それが肌あれの原因になることもあるので、しっかりとすすぎましょう。

●顔にシャワーを直接当てない

シャワーのときに洗顔をする方もいますが、顔に直接シャワーを当ててすすぐのはなるべく避けましょう。顔の泡をすすぐ際は、できるだけ洗面器にぬるま湯をためるか、シャワーのお湯を手ですくって、すすぐようにしましょう。

●洗顔後、すぐに保湿する

洗顔後はタオルでやさしく水気をふき取り、化粧水や乳液などでしっかりと保湿しましょう。たっぷりの化粧水を手であたためながらやさしく浸透させ、その後、乳液やクリームなどの油分が入ったもので水分が蒸発しないようにフタをしてあげましょう。洗顔後すぐの保湿は、乾燥肌対策のために重要なポイントです。洗顔したらすぐに保湿するところまでを習慣にしましょう。

ニキビが気になる乾燥肌の方におすすめのスキンケア商品

コラージュフルフルホイップソープ

コラージュフルフルホイップソープ

コラージュフルフルホイップソープは繰り返すニキビ肌を考えたW抗菌成分配合のニキビを防ぐ薬用泡状洗顔料です。

抗真菌(抗カビ)成分ミコナゾール硝酸塩と殺菌成分イソプロピルメチルフェノール配合でニキビの原因菌の増殖を抑えます。
さらにうるおい成分としてCICA(水溶性ツボクサエキス:保湿成分)とホップエキスを配合しています。洗い上がりはつっぱらずしっとりとしているので、乾燥とニキビにお悩みの方にオススメです。

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コラージュリペアシリーズ

コラージュリペアシリーズ

コラージュリペアシリーズは、低刺激性・無香料・無着色・アルコール無添加など、肌に負担をかけないことにこだわって作られた、低刺激性のスキンケアシリーズです。

化粧水、乳液、クリームには肌あれ防止有効成分のトラネキサム酸が配合されており、乾燥肌や敏感肌にやさしい処方設計となっています。

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コラージュD石鹸シリーズ

コラージュD石鹸シリーズ

コラージュD石鹸シリーズは、乾燥肌タイプの方向けの洗浄料で、固形石鹸・液体石鹸・泡石鹸の3タイプがあります。

すすぎ落ちがよく、肌に石鹸成分が残らないので肌にやさしい石鹸となっています。

低刺激性・無香料・無色素で、パッチテスト済みなので、乾燥肌・敏感肌の方におすすめです。

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コラージュDメディパワーシリーズ

コラージュDメディパワーシリーズ

コラージュDメディパワーシリーズは、乾燥肌の方の肌を考えて作られた低刺激性の薬用保湿スキンケアシリーズです。

保湿ジェル・保湿入浴剤・保湿ハンドクリームの3商品があり、独自開発の「メディパワー処方」を採用しています。毎日の全身保湿ケアにおすすめです。

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まとめ

乾燥肌でもニキビができる原因やその対策方法、スキンケアのポイントについてご紹介しました。乾燥を防いで大人ニキビのできにくい肌にするため、まずは今の生活習慣やスキンケア方法を見直してみましょう。

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